2018/08/01

口内環境がもたらす健康への影響について

現在、国民の3人に2人は歯周病になっていると言われています。
今回はそんな口内環境がもたらす健康への影響についてご紹介しようと思います。

まず、歯周病に罹ってしまった場合の健康への影響についてですが
下記疾患のリスクが高くなるそうです。

糖尿病/脳梗塞・心筋梗塞などの脳血管疾患/関節リウマチ/大腸がん/誤嚥性肺炎

これは、歯周病菌による炎症反応によって発生する
「サイトカイン」という体内物質や歯周病菌本体が
歯茎の血管から血流にのって全身にめぐり
体に悪影響を及ぼしていくためだそうです。

次に、歯周病や虫歯等で歯の本数が減ってしまった場合
の健康への影響についてですが、
噛む機能が低下し肥満になるリスクや
咀嚼による脳への刺激が減少することによって
アルツハイマー型認知症に罹るリスクも高くなるそうです。

厚生労働省と日本歯科医師会では
8020(ハチマル・ニイマル)運動という
「80歳になっても自分の歯を20本以上保つこと」を提唱しており
歯が残っている本数が多ければ多いほど
寿命が長くなるというデータも報告されています。

また、保険商品の中にも永久歯が20本以上残っていると
保険料の割引が受けられるものがあったりと

口内環境を健康に保つことでのメリットは沢山ありますので
既に大切にしていらっしゃる方も多いかとは思いますが
これを機により一層大切にし、健康な方々が増えれば良いなと思います。

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