2018/08/01

子ども保険と学資保険

~子ども保険と学資保険~

妊娠・出産を機に、子どもの将来のことや万が一の事態を考えて保険の加入を検討している方も多いと思います。

子どものための保険には「子ども保険」と「学資保険」がありますが、どのような違いがあるのか紹介していきます。

【子ども保険とは】
大きな特徴は、「医療保険に重点をおいた保険である」という点です。
子どもが大きな病気にかかったり、ケガを負ったりしたときにその医療費を保障するのが主な目的です。
中には、子どもが他人にケガをさせてしまった場合に補償される個人賠償責任保険が付加できるものもあります。
また、万が一子どもが死亡してしまったときには被保険者に死亡保険金が支払われるため、子どもを失った親のための保障といった一面もあります。

【学資保険とは】
学資保険は「子どもの進学に伴って必要となってくる学費の貯蓄に重点をおいた保険」です。
保険料を払い続けて満期になると満期保険金が支払われますが、その額は支払ってきた保険料の合計を上回るケースが多く、返戻率の高さが魅力となっています。
満期の時期は、15歳・18歳・22歳など高校や大学進学の時期に設定できるようになっています。
さらに満期を迎える前に両親に万が一のことがあり支払いができなくなった場合には、それ以降の保険料の支払いは免除され、育英年金が受け取れる場合もあります。

加入するときのポイントについて、医療保障と貯蓄どちらを重視したいかによって具体的な保障内容を調べる必要があります。
どのような場面で保障が適用されるのか保険会社によって異なりますし、自治体によっては医療保障制度が充実していてあまり医療費の心配が要らない場合もあります。
さまざまな角度から検討してみることをお勧めします。

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