2018/08/01

給付金受け取りの際、税金はかかるのか

~給付金受け取りの際、税金はかかるのか~ 

入院給付金や手術給付金をはじめとする生命保険の給付金には「税金がかからない」というのは本当なのでしょうか?

実は以下の給付金・保険金は、金額に関わらず非課税です。

・入院給付金・手術給付金・通院給付金・疾病(災害)療養給付金・障害保険金(給付金)・特定損傷給付金・がん診断給付金・特定疾病(三大疾病)保険金・先進医療給付金・高度障害保険金(給付金)・リビングニーズ特約保険金・介護保険金(一時金や年金)など
※生命保険文化センターより

つまり、治療費や療養費など、実際に発生した費用を補てんするタイプの給付金には課税されないと言えます。

ただし以下注意点がございます。

➀ 非課税で受け取った給付金が相続財産として遺族に引き継がれるような場合には、相続税の課税対象となることもあります。

➁ 生存給付金や健康祝い金など身体の障害に関わらない給付金については、受け取った年の「一時所得」となります。

➂ 確定申告で医療費控除を受ける場合は、非課税のため税金の申告は不要ですが、「負担した医療費」から「受け取った入院給付金など」を差し引く必要があります。

いざという時のために保険に入っても、その保険金から税金が差し引かれ、手元に残ったお金が思ったよりも少なかった…ということにならないためにも、「どのようなタイプの給付金が非課税となるのか」を把握することは大切です。

税金のことも踏まえた上で、ご自身のニーズに合った給付金が受け取れるような保険を探してみてはいかがでしょうか。

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