長期入院と短期入院
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~長期入院と短期入院~
病気やケガでの入院の時に心配なのは、病院での不自由な生活だけでなく、長期入院による治療費や差額ベッド代などで経済的な負担が重くなることがあげられます。
医療の進歩により近年入院日数は短くなっていますが、それでも国際的に見ても日本の入院日数は長いように、思いのほか長期化するリスクは十分あり得ます。
ここでは、傷病別・男女別の平均入院日数をご紹介いたします。
(参照元:公益財団法人生命保険文化センター)
[結核] 男性49.4日 女性60.8日
[ウイルス性肝炎] 男性15.1日 女性27.0日
[胃の悪性新生物] 男性17.1日 女性24.3日
[結腸および直腸の悪性新生物] 男性15.2日 女性16.3日
[肝および肝内胆管の悪性新生物] 男性16.0日 女性19.3日
[気管、気管支および肺の悪性新生物] 男性16.3日 女性16.3日
[糖尿病] 男性26.7日 女性42.5日
[血管性および詳細不明の認知症] 男性271.9日 女性408.7日
[統合失調症] 男性554.8日 女性513.7日
[気分(感情)障害] 男性108.2日 女性117.1日
[アルツハイマー病] 男性237.8日 女性261.2日
[高血圧性疾患] 男性24.8日 女性40.4日
[心疾患] 男性13.5日 女性28.3日
[脳血管疾患] 男性67.3日 女性90.7日
[肺炎] 男性27.3日 女性27.2日
[肝疾患] 男性22.2日 女性23.8日
[骨折] 男性28.2日 女性42.2日
特に統合失調症や認知症などの入院日数が長いことから精神・神経疾患は回復までに時間がかかることが分かります。
また、手術を伴う入院で高額な医療費が予想されるのは循環器系の疾患です。
医療保険の中には、保障する入院日数を選択出来たり、日帰り入院から一時金で受け取ることが出来るものもあります。この機会に、ぜひ一度見直してみてはいかがでしょうか。