2018/08/01

告知義務違反とは

~告知義務違反とは~

告知義務違反とは、保険を申し込む際、保険会社が承諾するかどうかを判断するための告知事項について、虚偽の申告をすることを言います。保険契約申し込みの際には、被保険者の健康状態や職業年収等について、ありのままを告知しなければなりませんが、この告知義務に違反した場合には、生命保険の契約が解除される場合があります。また、もし保険金の支払い対象となる事故や病気にかかっていたとしても、保険金が支払われない可能性があります。

そもそもなぜ告知義務違反が発覚するかというと、保険会社は保険金請求があると以下のような方法で調査を行うため、虚偽報告をしていてもすぐにわかります。
・診断した医療機関・医師へ問い合わせ
・加入者へのヒアリング
・健康保険の利用履歴の照合
・健康診断を実際した医療機関・医師への問い合わせ

故意ではなく、うっかり告知義務違反をしてしまった場合でも保険会社に対して事実を告げない、または事実と異なる告知をすれば告知義務違反になることがあります。

告知義務違反にならないための注意点として、
① ありのままを記入する
② 曖昧な表現をしない
③ 過去の病気は現状も併せて記入する
などがあります。

生命保険は公平性が非常に重要であると言えます。そのために被保険者に健康状態の告知をさせることで公平性を保ち、保険会社も健全な経営ができるように努めています。告知義務違反にならないためにも、告知書は被保険者本人がありのままを正確に、もれなく記入するようにしましょう。
告知項目にひっかかる箇所があっても、無選択型保険や引受基準緩和型保険などがあるので、自身の受けたい保障内容と保険料などを加味しながら自身にぴったりな保険を是非ご検討下さい。

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