2018/08/01

要介護状態にならないために

日本では高齢化が進んでおり、介護が必要な高齢者が年々増加しています。
そこで今回は要介護状態にならない為の予防策についてご紹介したいと思います。

まず「要介護度認定」とは
国が定めた基準に基づいて介護の必要度を客観的に判定する仕組みのことです。
一定の基準に基づいた判定を利用条件とすることで、介護保険制度の公平性を保っています。
また、要介護認定の結果は介護や介護予防の必要性に応じて7段階で表されており、認定を受ける方の中で特に増えているのが、要介護度が軽度の方(要支援1,2)で「要介護状態までにはいかないものの、家事や身の回りの支度などの日常生活に支援を必要とする状態」の方々が増えており、この原因としては「高齢による衰弱」「関節疾患」「骨折・転倒」が約半数を占めています。

要介護状態にならない為の予防策とは
出来る限り「体を動かす」ということです。
骨折してしまった方や膝痛・腰痛がある方、現在既に要支援状態の方などは、特に体を動かす機会が減ってしまっているのではないでしょうか。
それが原因で、さらに筋肉が衰たり骨がもろくなるなど体の機能が低下し動けなくなる恐れや、体を動かさない状態が続くことによって心身の機能が低下し動けなくなること(廃用症候群)もあります。
その為、心と体の機能低下を防ぐ方法として「体を動かす」ということがとても大切なのです。
また、お住まいの市町村で実施している「介護予防事業」というものもあるのでこちらを活用されても良いと思います。

保険で介護状態になった際に備えることもできますが、健康的に楽しく過ごしていける様まずは意識的に体を動かしてみてはいかがでしょうか。

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