2018/08/01

高額療養費制度とは

日本では「国民皆保険制度」を導入しているため、全ての国民は何らかの「公的医療保険制度」に加入しています。
そのため、公的医療保険制度に加入をしていると、医療費全額を支払うことはなく、医療費の一部を支払うことで治療を受けることができます。

医療費に対する自己負担額は年齢、または所得によってその割合が異なります。例えば小学校入学から69歳以下の年齢の場合、かかった医療費の3割を自己負担し、残りは国の補助によって賄われます。
しかしながら、例えば長期的な入院や大きなケガの場合、自己負担3割の医療費が家計に対して負担となってしまう可能性もあります。

そのため公的医療保険制度には、1カ月の自己負担額に、年齢や所得に応じて上限を定め、上限を超えた分の医療費を還付する制度があります。これを「高額療養費制度」といいます。

なお、高額療養費制度で還付される金額は、1つの医療機関で支払った金額に限定されません。
加えて、同じ月の別の医療機関に支払った額も合計することができるため、1つの医療機関の支払いだけでは上限に満たない場合でも、合算することで高額療養費制度の支給対象とすることが可能です。

ただし高額療養費制度はあくまで医療費に対する制度ですので、注意が必要です。
医療機関ごと、医科・歯科別、外来・入院別で計算し、それぞれ(69歳以下の方は21,000円以上のものだけ)の自己負担額を合算し、自己負担額が上限を超えたときに、超えた分が高額療養費として還付されます。

本人希望による差額ベッド代や入院時の食費などには適用されませんので、
任意の医療保険で補うなどして、バランスよく保障を持つことが大切です。
自己負担限度額の上限は年齢・所得に応じて変化するので、具体的な限度額を試算し、
自分に合った医療保険に加入できているか、確認してみましょう。

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